鳴無(おとなし)神社(高知県須崎市)

土佐の宮島といわれる“鳴無(おとなし)神社”

 

 

今回は、土佐一の宮の元宮といわれます。
鳴無(おとなし)神社をご紹介します。

 

 

土佐の宮島のいわれは、当然景観からきてます

 

こちらは対岸からのアングルです。
鳴無(おとなし)神社(高知県須崎市)
須崎湾に向かって鳥居が出迎える様に
鎮座されておられます。

 

 

こちらは、海が正面なのですね。
鳴無(おとなし)神社(高知県須崎市)     鳴無(おとなし)神社(高知県須崎市)

 

この鳥居だけでもう満たされた気持ちになります。
・・・癒されますね。
人もおらず、静かーに時間が過ぎます。
この感じがたまりません。

 

 

地元の氏子さんが長い間、守り続けてこんなきれいに保たれているんですね。

 

さて、先日宮司さんとお会いして伺ったところ、この神社では、拝殿にお参りする前に

鳥居の先の階段を降りて、
海水でまず手を清めてから
本殿へお詣り

というのが慣わしだそうです。

 

 

さて、拝殿のほうも素晴らしい景観です。
鳴無(おとなし)神社(高知県須崎市)
なんとも風情がありませんか?

 

こちらにお詣りにくる度に、深く呼吸をしたくなる。
そんな空気です。

 

こちらの本殿と拝殿ともに
国の重要文化財に指定を受けております。

 

 

祀られておられる神様は
一言主命です。
「ひとつだけ願い事を聞いてくれる」
とか「迷い事を一言で答えてくれる」
と言われる、誠にありがたい導きのかみさまです。

 

 

 

鳴無神社は、一見すごい地味なんです。
鳴無(おとなし)神社(高知県須崎市)

 

 

ですが、本殿は驚くほど、綺麗で精巧な細工が施されてます
昭和31年から32年にかけて
解体修復されており、現在に至っているそうです。
鳴無(おとなし)神社(高知県須崎市)  鳴無(おとなし)神社(高知県須崎市)

 

 

もともと土佐一宮、土佐神社
こちら鳴無神社の別宮であったそうです。

 

いいつたえでは、
葛城山に居られた一言主が
雄略天皇と争い船に乗って逃れました。
そして、この地に流れていたのが460年の大晦日。
その後、神社を造営されたのがはじまりとされています。

 

 

境内はそんなに広くなく、
宮司さんは常駐されていません。

 

でも、週末のお昼頃は参拝客が多いので
宮司さんがおられることも結構多いそうです

 

わたしの時は、何度か参らせていただきましたが、
お会いできていませんでしたので
結局、事前に連絡させていただき伺わせていただきました。

 

1冊の御朱印帳の最後を此方で締めたくて!
鳴無(おとなし)神社(高知県須崎市)

 

宮司様、お忙しい処ありがとうございました。

 

一度機会がありましたらお参りしてみて下さい。
なにか答えてくれるかも。
.

 

 

(情報)
住所:高知県須崎市浦ノ内東分字鳴無3579
電話:0889(49)0533