粟嶋神社(鳥取県米子市)
“粟嶋神社”(鳥取県米子市)
今回ご紹介するのは、
鳥取県の米子市に鎮座される“粟嶋神社”です。
こちらの、御祭神は
わたくしが、崇拝してやまない
“少彦名命”さまです。
こちら粟嶋神社は、
逸話や神話がたくさんある
一寸法師のモデルともいわれています
“少名彦命”
にまつわる神社です。
他にも、
境内には多くの名所がたくさんあります。
まずは、本殿に!
鳥居から見上げるような石段がまず目の前に
どーん!!と。
この日は、小雨の天気でしたが
参拝中は傘いらずで回ることが出来ました。
拝殿はこじんまりとして
清潔さを感じられる地味ながら
きれいな建物です。
本殿は標高36メートルの山、
明神山の頂上に鎮座されています。
かつてこちらは、
中海の小島のひとつだったそうです。
島(山)全体が神山とされ、
古の頃には社殿は山麓にあったとされています。
境内には、
「少彦名命がこの島に上陸した最初の場所」
という言い伝えのある岩が祀られています。
こちらは「お岩さん」と言われており、
地元の方にも
難病苦難を救われた崇拝者も多いといわれます。
質素な佇まいが、神聖さを際立たせていますね!
さらに奥には、
「静の岩屋」なる洞窟があります。
「昔、漁師の集まりで、珍しい料理が出たが、
誰も気味悪がって食べる者はいなかった。
それを一人の漁師が家に持ち帰り、何も知らない18歳の娘が食べてしまった。
その肉は、食べると寿命が来ないといわれる人魚の肉だった。
何年経っても18歳のままの娘は、世をはかなんで尼さんとなり、
粟島の洞穴に入り、物を食べないで寿命を待った。
ようやく寿命が尽きて、静かに息を引きとったのは
800歳のときだったので、
八百比丘(はっぴゃくびく)さんと呼ばれている。」
なので、
延命長寿の守神として祀られるようになったそうです。
(神職の方よりお聞きしたお話)
ひととおり、
境内を拝見させて頂いたあと
社務所でご朱印をいただきました。
御朱印です。
社務所にて、ご神職の方に
とても丁寧に神話やそれにまつわる逸話など
について詳しくご教授頂きました。
ほんと御親切にありがとうございました。
また、行きたいと思わせる雰囲気と
お人柄で守られている神社でした。
(情報)
住所:鳥取県米子市彦名町1404
電話:0859-29-3073