日本最古の神宮“石上神宮”(奈良県天理市布留町)
日本最古の神宮“石上神宮”
奈良県の天理市、
天理教総本部の御膝元から程のない場所に
鎮座されています。
境内に鶏が放し飼いされていて、あちこちで鳴き声がします。
鶏は暁を告げる鳥として”神の使い”として神聖視されているのです。
『日本書紀』に記された「神宮」は伊勢神宮と石上神宮だけです。
その記述によれば日本最古設立の神宮となるようですね!
石上神宮には当初は本殿がなく、
拝殿後方の禁足地(きんそくち)を御本地(ごほんち)といわれていました。
神宮の御神体である神剣「?霊(ふつのみたま)」が
禁足地の土中深くに祀られているという伝承があったため、
明治7年に禁足地が発掘され、
御神体の出御を仰ぎ、大正2年御本殿が造営されました。
まず、存在感がすごい楼門が!
神聖な面持ちでくぐらせていただきます。
朝拝
こちらでは、毎朝8時30分から“朝拝”が行われています。
時間があるときは参加させていただきます。
朝拝をされる時は、
拝殿内でその旨を受付にて申し出ますと
神拝詞を300円で頂き待機します。
その後、待っていると感じます。
神宮といっても
伊勢神宮に比べなんて暖かい場所なのだろうと・・
その後、神職の方が声をかけてくださいます。
それに従って、国宝に指定されている拝殿内に恐れ多く思いながら上がらせて頂きます。
それからは、神職のかたの誘導にしたがい神拝詞を見ながら、大祓の詞や十種祓詞さらにひふみ祓詞を奏上させていただきます。
見よう見まねでさせて頂きますが、何かとても気持ちが落ち着くように感じました。
その後、神職の方にねぎらいの言葉を頂戴して、そのあとも気持ちよく境内の摂社をお参りさせていただきました。
森の方でゆっくり空気を味わうとホントに心静になれるのを感じます。
神宮といわれても、こちらは優しい雰囲気が気持ちを安らかにさせてくれるんでしょうね!
天神社、七座社や猿田彦神社などを参らせていただきます。
その間も、いたるところで元気な神鶏の声が、
特にこの方が抜群に一番の良い声でした。
境内も気持ちよく、歩くのもいいですね。
御朱印もきれいですね。
石上神宮
(情報)
住所:奈良県天理市布留町384
電話:0743(62)0900
駐車場:有り