吉備津神社(広島県福山市)

備後一の宮”吉備津神社”

 

今回は、
広島県福山市の
”吉備津神社”
をご紹介します。

 

こちらの御祭神は吉備津彦命です。

 

実は、
吉備津彦神社という名前の神社は他にもあります。

 

それは、もとは同じ神社で
山陽道の賊徒を平定され、国造りに勤しんだ
御祭神の吉備津彦命を
祀っていたことから始まっているからです。

 

山陽地方では、以前は吉備国であったところが、
三つの国に分かれ、三備と呼ばれますが、
@ 備中国の一宮が現在岡山に鎮座する「吉備津神社」、
A 備前国の一宮が岡山市の「吉備津彦神社」
B 備後国の一宮が今回の備後“吉備津神社”
となったとされるため、
同じ名前が残っているのだそうです。

 

古来は三神社とも「吉備津彦神社」とも称していたそうですが、
現在は吉備津彦神社を正式名としています。

 

設立は、
吉備国が三国に分離された後の
806年(大同元年)、
吉備国一宮であった吉備津神社より
勧請して創建されたと伝えられています。

 

一宮ということから
地元では、
通称「いっきゅうさん」と呼ばれて
親しまれているそうですよ。

 

そういった、経緯を踏まえて紹介させていただきますね!

 

 

訪れたのは、9月のことでした。

 

ナビのとおり走ると、正面の車ごと鳥居に
着きました。
吉備津神社(広島県福山市)

 

車を停めるスペースに
ゆったりとたつ
ご神木の大きな銀杏の木が
凄く綺麗でやさしく出迎えてくれてるようです。
つい、数枚。
吉備津神社(広島県福山市) 吉備津神社(広島県福山市)
木の下に、ベンチが何台か置かれていました。
そこで、地元のお年寄りたちが
時間を忘れて世間話をされているのが、
見ていて癒されました。
さらに、
楼門を見ながら、階段を昇ります。
すごく気持ちいいです。
吉備津神社(広島県福山市)

 

階段を上がっていると
左手前に
「大山祗神社」が鎮座されていました。
吉備津神社(広島県福山市)

 

さらに、左手には
吉備津彦命がモデルとされる
「桃太郎」の像がおられました。
これもお決まりですね!

 

吉備津神社(広島県福山市)

 

 

お詣りを済ませ、門をくぐりますと。

 

神楽殿が正面に見えます。
なかなかの大きさと神聖さに、圧倒されます!
吉備津神社(広島県福山市)

 

境内はかなりの広さですね。
吉備津神社(広島県福山市)

 

この日は、2組のご家族が
お宮参りが来られていました。

 

こちらは、重要文化財に指定されている本殿です。
吉備津神社(広島県福山市)
綺麗な上に神々しさも。
見に入ったのが、屋根におられる
龍の細工が細かくて精巧ですばらしい!!
吉備津神社(広島県福山市)

 

 

龍神様に手を合わせて、他の摂社へお詣りを続けたのでした。
吉備津神社(広島県福山市)
さらに、本殿の裏には
吉備津神社(広島県福山市)
多くの出土品があり、貴重な文化遺産にされているとのこと。

 

さすが一の宮、歴史を感じますよね。

 

まだ、たくさんの摂社がありますので

 

今回はこれまでにします。

 

こちらの、紹介はまだ続きますので
また次回に。

 

(情報)
吉備津神社
主祭神:吉備津彦命
住所:広島県福山市新市町大字宮内400
電話:0847-51-3395
駐車場あり。