玉置神社(奈良県吉野郡十津川村)
熊野三社の奥の院“玉置神社”
十津川村に入り、
道の駅から、玉置神社へ向かいます。
神社への道路は、
想像以上に
綺麗に整備されていました。
約30分程で駐車場に到着です。(9時過ぎに到着できました。)
この日は曇りで景観はこのように白一色です。
傘持参で一の鳥居に一礼し、出発です。
しばらく歩くと、二の鳥居が
参道を行きます。
参道も整備されており、とても気持ちよい空気を味わえました。
”神社まであと250”
参道側から一つ目の大杉、神代杉を拝めます。
さらに歩くと、上の方に神社の境内が見えてきます。
拝殿に向かう前に、
御本殿 目の前の大杉をお詣りさせて頂きました。
大きさと力強さに圧倒されました。
その後、玉置神社を参拝させて頂きます。
一般人が訪れることのできる
究極の聖域は、この玉置神社が限界
と言われているようです。
まず、手を清めさせていただきます。
「玉置山は熊野三山の奥の院で格別の由緒あり」
といわれるだけあり、
本当に空気が澄んで
ピンと張りつめた感じがしました。
「悪魔退散」などを祈願して創建されたとのこと。
まず、拝殿をお詣りさせていただきます。
御祭神は国常立神(くにのとこたち)
拝殿の向かって左には
修験霊場の神としての
大日堂社が鎮座されます。
その隣に神輿殿があります
更に、その手前に
末社・神武社(御祭神:迦具土神・速玉男神・高倉下神)と
末社・若宮社(御祭神:春日神社・住吉神社・八幡神社)
末社の裏手の門をくぐると「夫婦杉」が見えます。
存在感がすごいです。
画像には写りませんでしたが、(残念 )
桜の花びらが時より舞う綺麗な姿を拝見することができました。
その景色はこの時期だけだと思うと、
ここまで来れた事に感謝の気持ちで一杯でした。
そこから、社務所へ
さらに御神体の玉置山山頂に向けて参道を登るのでした。
熊野三社の奥の院“玉置神社”山頂へ
社務所に立ち寄り
位置を確認します。
社務所をこえると、いくつかの摂社・末社が祀られていました。
三柱社。御祭神は、倉稲魂神・天御柱神・国御柱神
直ぐ奥には出雲大社玉置教会
更に進むと西真王水神を祀る水神社。
この鳥居は玉石神社への参道鳥居
これから、登りになります。
玉石神社までは導きのように随所に小さめの鳥居が
15分ほど歩いていると
御神体の玉石神社がお目見えです。
玉石社。御祭神:大巳貴命
古代、神武東征以前から熊野磐座信仰の一つとして崇められてきた玉石社。
社殿がなくご神体の玉石に礼拝する古代の信仰様式を残しているとの事。
玉置神社の基となったのが、この玉石社と伝えられ、
役行者が後世のために
玉石に宝珠や神宝を 鎮めて祈願したと伝わっています。
玉石社のすぐ後ろには、
「霊石三ツ石神祠」。
その先へ進むと左右に分かれ道が
私は、左へ
こちらが登頂です。
お地蔵様が安置されています。
1, 076米でした。
呼ばれている人が何かを授かれる場所とのこと。
呼ばれていない人は、到達できないのだと、
呼ばれてていないのに行った場合は、体調を崩したりするとか・・・
お陰様で、今のところ体調も良好です。
何か御利益があるのでは・・・・。
と期待しちゃいますが。
その御利益は
下山した景色の素晴らしさなのだと感じました。
これが御利益と下さったご褒美と思いました。
登る時とは全く別世界
と思うほどの有り難い幻想的な空気。
重要文化財の梵鐘も
とても良い気持ちに浸れました。
ありがたい事です。
次回は是非、熊野三山へ参拝したいと思うのでした。
その後、十津川周辺を散策して宿に向かいました。
御朱印
(情報)
住所:奈良県吉野郡十津川村玉置川
電話:0746-64-0500