阿智神社
氏子としてお仕えしている神社。“阿智神社”
今回は、
わたくしが現在、氏子になっている地元の神社
阿智神社をご紹介します。
倉敷市の美観地区の北側に位置する歴史の古い神社です。
(境内からの美観地区)
▽歴史を語る神社
創立は応神天皇の時代にまで遡ります。
朝鮮から渡来人として渡ってきた、阿智使主(皇帝の親族)一族が帰化し、この地に住んだことによります。
その際に、帰属の意味を示すために奉斎したとされています。
その一族は、養蚕や絹織製縫、製鉄、土木などの先進技術集団として
吉備国の繁栄に貢献したと「古事記」に記載されております。
祀られている主祭神は、宗像三女神です。
その昔、まだこの地が海だったころ
船の交通の安全を守るということで祀られたといわれます。
▽境内は珍しいものがいっぱい!
この神社は、東側より石段が階段が3組あります。
下から八十八段の米寿段、
六十一段の還暦段、
そして三十三段の厄除段を登り随神門口に着きます。
門をくぐると拝殿が、お目見えです。
本殿北側にある藤の木は、「阿智の藤」と言われ
“アケボノフジ”の中では日本で一番の古さと大きさを誇ります。
そのため、倉敷市の花は藤になりました。
毎年、5月の連休に藤祭りが催されます。
雅楽が披露され、お抹茶が振る舞われます。
風流なひとときが堪能できますよ!
▽夏から秋にかけて賑わいます!
さらに、夏には夏祭り氏子が集いで賑わいます。
また、神楽殿にて“備中神楽”や“祭囃子”などの
様々な演目が披露されます。
ちなみに、2014年度はちくわ笛の演奏がありました。
凄く楽しかったですよ。
毎年、10月第3の土日に秋の神振る舞いを行います。
特に、日曜日は“ご神幸”の行列が
倉敷市内を朝6時から夕方5時までねりまわります。
氏子の面々が、
昔の装束に袖をとおし祭囃子の音色と共に歩き回ります。
(わたしたち親子は、氏子として毎年、祭囃子の演奏に参加しております。)
途中、
道中は美観地区も周ります。
観光の方には、
風景と相まってこの時期の風物となっています。
この日は、行列と一緒に御神輿や獅子舞も出て華を添えます。
ちなみに、
神輿をくぐると「その年は良いことがある」なんて事を聞きました。
近くに来られる機会がありましたら、
どうぞのぞいて行ってください。
何か宣伝のようになってしまいましたが、
神社へ行き始めてから、神事に関われるようになりました。
そういった、仕えをさせて頂いて、幸せを感じられます。
見て楽しんでいただければと思っていますので、
今年もがんばりますよ!
情報:阿智神社
住所:岡山県倉敷市本町12−1
電話:086(425)4998