宮城県塩竈市一森山

被災地を見守る“塩竃神社”

 

今回は、東日本大震災の被災地に鎮座される
陸奥の国、または奥州一の宮
塩竃神社”をご紹介します。

 

塩竃神社の表参道は
なかなかの絶景でございますよ!
塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)
参道の石段は220段だそうです。
結構疲れますよ!

 

 

でもこれも試練なのですよ。
人生と一緒一歩一歩なんて感じです。

 

登りきると楼門がお目見えです。
塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)
その先には、本殿がございます。

 

こちらが、由緒書です。
塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)
御祭神は、
塩土老翁神(しおつちおぢのかみ)
左宮に武甕槌神(たけみかづちのかみ)
右宮に経津主神(ふつぬしのかみ)の御三神をお祀りしております。

 

拝殿を拝ませて頂きます。
こちらは、
左右に本殿が分かれており、
塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)
合わせて拝殿も
“左宮”と“右宮”にわかれておられます。
塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)
それぞれ、参らせていただきました。

 

拝殿のすぐ目の前に、なんと
「日時計が」
塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)
寛政の三奇人」の一人“林子平”が日本で初めて作った
日時計のレプリカがありました。
林子平は、長崎出島でこの日時計を作ったとされ、
若き日を暮した仙台に、没後その足跡を称える意味で
奉納されたそうです。

 

入口には、撫で丑が!
塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)       塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山) 
一生懸命、撫でましたよ!

 

この塩竃神社のおとなりに、
塩竃の神と一緒に国造りに尽力された神様が祀られた
“志波彦神社”がございます。
塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)

 

こちらは、しーんと静かな佇まいで穏やかさと癒しを感じます。
塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)

 

塩竃と志波彦の両社で頂上は守られていました。

 

境内からは、
震災にあった地区が一望。
塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)

 

いまだ所どころで爪痕がありましたが、
塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)
徐々に皆さんの地道な努力で
復興しつつあるように見えましたが・・・

 

ホントはまだ、復活には至っていないですね。
何もできませんが、お祈りいたしております。
亡くなった方の色々な思いも一緒に・・・

 

それなりの日数が経っているのに、
なかなか厳しい道のりですよね。

 

でも、
明日は必ず来ますし、生きている限り何か絶対、報われるときがあります! 
そう思いつつ、神社を後にしました。

 

御朱印です。塩竃神社社務所で両方いただけます。
志波彦神社       塩竃神社
 塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)    塩竃神社、志波彦神社(宮城県塩竈市一森山)

 

(情報)
塩竃神社、志波彦神社
住所:宮城県塩竈市一森山1−1
電話: 022-367-1611